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2023年度助成研究募集のご案内(腎生検LVSEM研究会)

主催:

腎生検LVSEM研究会会員の皆様、 研究会よりご連絡いたします。

当研究会では2018年より、株)日立ハイテクのご協力の下、会員の皆様に卓上型低真空SEM(TM3030)機器の貸出による助成研究を行っています。この研究助成は、LVSEMを用いた腎生検診断や腎疾患研究の普及と推進を目的としています。LVSEMを使ってみたいが機器が手元にない方に、無償で1年間機器を使っていただく、この研究助成をぜひご利用ください。

 

今年度の募集件数は2件です。添付の助成研究申請書に記入の上、2023年9月8日(金)までにメールで事務局にお送りください。世話人会で審査の上、9月下旬に発表させていただきます。機器の貸与期間は、貸出日より1年間の予定です。

 

下記の募集要項をご覧の上、会員の皆様の興味ある研究課題を助成研究募集に奮ってご応募ください。

 

【募集要項】 2023年度腎生検LVSEM研究会研究助成の公募(2件)

1.申し込み方法:添付の助成研究申請書に記入の上、事務局(lvsem@med.showa-u.ac.jp)にメールで送付

2.締め切り:2023年9月8日(金)

3.発表:2023年9月下旬

4.機器貸し出し:2023年11月以降(準備が整い次第順次貸与)

 

デモ機の貸し出し期間は原則1年間とし、助成を受けられた方は、終了時に添付の書式による報告書を提出していただきます。尚、研究成果については、毎年秋(11月頃)に開催される「腎生検LVSEM研究会」で報告することを原則とし、会員の情報交換に役立てます。

 

尚、申請者は本研究会会員であることが必要です。入会が未だの方は入会申請を行ってください。入会申請は随時受け付けています。添付の入会申請書にご記入の上,事務局(lvsem@med.showa-u.ac.jp)にメールでお申し込みください。

 

本研究会が有意義で活発な活動が出来ますよう、皆様の応募をお待ちしております。

ご意見・ご質問がありましたら事務局までご連絡ください。

 

末筆ながら、皆様の益々のご活躍をお祈りいたします。

 

2023年8月1日

腎生検LVSEM研究会

事務局:本田一穂

 

これまでの研究助成採択者・研究課題(応募順)は以下の通りです。

1) 藤乘嗣泰先生 獨協医科大学循環器・腎臓内科

「Podocyteの小胞輸送のLVSEMによる形態学的観察と尿蛋白選択性」

2) 長田道夫先生 筑波大学医学医療系 腎・血管病理学

「LVSEMを用いたポドサイトの剥離の3次元的観察」

3) 小口英世先生  東邦大学大森病院 腎臓学講座

「LVSEMを用いた移植腎生検組織の慢性組織障害の評価」

4) 市川大介先生  聖マリアンナ医科大学 腎臓高血圧内科

「移植後IgA腎症再発における基底膜の変化の検討」

5) 柳内 充先生 KKR札幌医療センター 病理診断科

「移植腎におけるLVSEM像の経時的変化の検討」

6) 林 芳弘先生 高知大学設備サポート戦略室

「LV-SEMを用いたパラフィン切片の病理学的形態解析と癌細胞株(スフェロイド)の3D培養研究への応用」

7) 川西邦夫先生 筑波大学 医学医療系 腎・血管病理学

「LVSEMによる後天性嚢胞腎と透析腎癌の糖鎖構造解析」

8) 矢野哲也先生 埼玉県立大学保健医療福祉学部・健康開発学科検査技術科学

「LVSEMを用いた尿細胞診検査における補助的診断法の開発に関する形態学的検討」

9) 川西邦夫先生 筑波大学 医学医療系 生命医科学域 実験病理学

「質量解析とLVSEMによる希少腎疾患の新規分子マーカー検索」

10) 市村浩一郎先生 順天堂大学解剖学・生体構造科学

「LVSEMを活用したアレイトモグラフィーによるネフロンの3D再構築」

11) 寺崎泰弘先生 日本医科大学 解析人体病理学

「びまん性肺病変を対象とした低真空走査電子顕微鏡を用いた微細な肺胞構造変化の解析

12) 名和田彩先生 産業医科大学第1病理学

「LVSEMを用いた子宮内膜症罹患産婦の胎盤の血管構築の解析」(サポート付き助成研究)

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