TOP > 研究会 , 過去研究会アーカイブ > 第7回腎生検LVSEM研究会開催のお知らせ (米子・ハイブリッド開催) 2023年11月11日(土)

2023.10.12

第7回腎生検LVSEM研究会開催のお知らせ (米子・ハイブリッド開催) 2023年11月11日(土)

本研究会の大きな支柱であった世話人代表の山中宜昭先生(日本医大名誉教授)が、去る3月15日に亡くなられ、7ヵ月が経ちました。会員の皆様とともに深い悲しみに包まれておりましたが、山中先生が本研究会に懸けてきた熱い思いを引き継いで、本研究会をさらに発展させるべく、世話人一同、決意を新たにしております。

つきましては、今年度の腎生検LVSEM研究会は、山中先生のLVSEMに懸けた熱い思いを継承し、今後の研究会の方向性を見出すことをテーマとし、下記のように開催することとなりましたのでご案内いたします。

第7回腎生検LVSEM研究会 <ハイブリッド開催>

【大会長】 稲賀すみれ先生(鳥取大学医学部解剖学)

【副大会長】 岡田晋一先生(鳥取大学医学部周産期小児医学分野)

【日時】 2023年11月11日(土)13:00~18:00(予定)

【場所:米子会場】鳥取県西部医師会館

         〒683-0824 鳥取県米子市久米町 136番地 TEL:0859-34-625

【オンライン会場】Web会議システム(Zoom)*参加登録後に視聴用URLをお送りします。

【参加登録費】現地 or Web参加のいずれも、3,000円(研究会参加費1,000円+年会費2,000円)

         懇親会を11/11の研究会終了後に米子市内のホテルで開催します。

 

【お申し込み】*参加登録手順

①参加申し込みフォームへ入力

以下の登録フォームよりお申込みください。

第7回腎生検LVSEM研究会 参加申込フォーム

②参加費の振込

参加費:現地参加、web参加とも3,000円

以下銀行口座へ参加登録費のお振込みをお願いします。(振り込み手数料はご負担ください)

口座名義:腎生検LVSEM研究会事務局 代表 本田一穂

三井住友銀行 旗の台支店(099) 普通 7379091

振込期限:2023年11月10日(金)

*当日の視聴用URLは、参加をお申込いただいた後にお送りします。

参加申し込みおよび申込に関するお問い合わせはこちら▶事務局 中林(日立ハイテク)makoto.nakabayashi.zh@hitachi-hightech.com
参加費の振込みと入会に関するお問い合わせはこちら▶事務局 藤岡(昭和大学)lvsem@med.showa-u.ac.jp

 

新型コロナ感染はまだまだ油断できない状況ではありますが、会員の親睦を深めるため,3年ぶりに鳥取県米子市で対面開催いたします。もちろん、感染の動向が見通せないことやオンライン参加の利便性を考慮して、現地会場とオンラインのハイブリッドで開催します。

米子は、1940年に国産第1号の透過型電子顕微鏡を開発した菅田栄治(すがたえいじ)先生(大阪大学名誉教授:電子工学:1908-1988)と1985年に世界最高倍率の走査型電子顕微鏡で初めてエイズウイルスの立体撮影に成功した田中敬一(たなかけいいち)先生(鳥取大学名誉教授:解剖学:1926-2019)のお二人の米子出身の研究者の功績にちなんで、「電子顕微鏡のまち」と呼ばれています。多数の会員の皆様と「電子顕微鏡のまち」米子でお会いできますことを楽しみにしております。

*電子顕微鏡と米子市の関わりについてはこちらをご参考ください。
「電顕のまち米子」HP
SINEWSインタビュー記事「田中敬一先生との思い出-真実のもつ「美しさ」を追求し、伝える」

第7回腎生検LVSEM研究会 【プログラム】

  1. 13:00-13:10(10分)

総会(年次報告,会計報告) 報告:本田一穂(腎生検LVSEM研究会事務局代表)

  1. 13:10-13:15(5分)

開会の挨拶:大会長 稲賀すみれ(鳥取大学医学部 解剖学講座)

  1. 13:15-13:35(講演20分)

大会長講演

座長:藤乗嗣泰(獨協医科大学 腎臓・高血圧内科)

「追悼 山中先生とLVSEMとの出会い−「坂の上の雲」を仰ぎ見て−」

演者:稲賀すみれ 先生(鳥取大学医学部 解剖学講座)

  1. 13:35-14:25(講演40分+質疑応答10分)

教育講演

座長:江原孝史(信州大学病理組織学講座)

「腎生検診断における電顕のインパクト」

演者:城 謙輔 先生(慈恵会医科大学病理学講座)

休憩5分:14:25-14:30

  1. 14:30-14:50(20分)

腎生検LVSEM研究会の助成研究報告

座長:本田一穂(昭和大学医学部解剖学講座顕微解剖学部門)

研究課題「LVSEMを活用したアレイトモグラフィーによるネフロンの3D再構築(仮)」

演者:市村浩一郎(順天堂大学解剖学講座) 

  1. 14:50-15:50(60分)(講演10分+質疑応答5分)

一般演題

座長:岡田 晋一(鳥取大学医学部周産期小児医学分野)

:清水 章(日本医科大学解析人体病理学)

「硫酸タリウム投与による腎障害の検討」

演者: 温 書恒(東京医科歯科大学法医学分野)他

「膜性変化症例のLVSEMによる観察」

演者: 江原孝史(信州大学医学部病理組織学教室)

「高尿酸血症を伴った尿細管間質性腎炎が疑われた・・・(仮)」

演者: 康 徳東(昭和大学医学部解剖学講座顕微解剖学部門) 他

「STEMホルダーと卓上LVSEMを用いてTEM切片を観察しSTEM像を得る方法の検討」

演者: 南雲 佑(昭和大学医学部臨床病理診断学講座) 他

休憩10分15:50-16:00

  1. 6:00-17:00 (講演50分+質疑応答10分)

日立ハイテク共催テクニカルセミナー・特別講演

座長:稲賀すみれ(鳥取大学医学部 解剖学講座)

「医学・生物学領域におけるSEMの新展開」

 演者:甲賀大輔先生(旭川医科大学 解剖学講座)

  1. 17:00-17:15(15分)

日立ハイテクからの報告・案内

中林 誠、上村 健(日立ハイテク 解析企画部)

「腎生検向け装置の開発のこれまでと今後 」

  1. 17:15-17:20(5分)

 閉会の挨拶:副大会長 岡田 晋一(鳥取大学医学部周産期小児医学分野)

 

内容についてのお問い合わせやご意見・ご希望は下記にお寄せください。

腎生検LVSEM研究会:https://lv-sem.org/

事務局:本田一穂

昭和大学医学部顕微解剖学

〒142-8555 東京都品川区旗の台1-5-8

電話(03)3784-8104 FAX(03)3784−6815

E-mail : lvsem@med.showa-u.ac.jp

 


腎生検LVSEM研究会への皆様のご参加をお待ちしています。

2023年6月11日

腎生検LVSEM研究会事務局

LVSEMの観察はまだまだ問題点も多く、実際、自分で始めると期待したほど高倍率がよく見えなかったとか、フォーカスが合いにくいとか、いろいろな疑問や限界を感じている人もいらっしゃると思います。しかし、ちょっとした工夫でより良い画像が得られる可能性があります。そのような日頃の疑問や工夫などを意見交換して、皆様の症例観察や研究に役立てていただければ幸いです。LVSEMの良さを最大限に生かして、新しい腎生検診断の手法の可能性を拡げていくことが、本研究会の一番の目的です。

(腎生検LVSEM研究会事務局:本田一穂)