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研究会梅雨入り後の不順な天候が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、本研究会の大きな支柱であった世話人代表の山中宜昭先生(日本医大名誉教授)が、去る3月15日に亡くなられ、間もなく3ヵ月が経とうとしています。会員の皆様とともに深い悲しみに包まれておりましたが、山中先生が本研究会に懸けてきた熱い思いを引き継いで、本研究会をさらに発展させるべく、世話人一同、決意を新たにしております。
つきましては、今年度の腎生検LVSEM研究会は、山中先生のLVSEMに懸けた熱い思いを継承し、今後の研究会の方向性を見出すことをテーマとし、下記のように開催することとなりましたのでご案内いたします。
【大会長】 稲賀すみれ先生(鳥取大学医学部解剖学)
【副大会長】 岡田晋一先生(鳥取大学医学部周産期小児医学分野)
【日時】 2023年11月11日(土)13:00~18:00(予定)
【場所】 米子会場(詳細未定)+Wb会議システム開催(teams)<ハイブリッド開催>
【参加登録費】 Web参加:3,000円(研究会参加費1000円+年会費2000円)
現地参加:上記金額+懇親会費の予定
新型コロナ感染はまだまだ油断できない状況ではありますが、会員の親睦を深めるため,3年ぶりに鳥取県米子市で対面開催いたします。もちろん、感染の動向が見通せないことやオンライン参加の利便性を考慮して、現地会場とオンラインのハイブリッドで開催します。
米子は、1940年に国産第1号の透過型電子顕微鏡を開発した菅田栄治(すがたえいじ)先生(大阪大学名誉教授:電子工学:1908-1988)と1985年に世界最高倍率の走査型電子顕微鏡で初めてエイズウイルスの立体撮影に成功した田中敬一(たなかけいいち)先生(鳥取大学名誉教授:解剖学:1926-2019)のお二人の米子出身の研究者の功績にちなんで、「電子顕微鏡のまち」と呼ばれています。多数の会員の皆様と「電子顕微鏡のまち」米子でお会いできますことを楽しみにしております。
1.総会(年次報告,会計報告)
2.開会の挨拶:大会長 稲賀すみれ(鳥取大学医学部 解剖学講座)
「追悼 山中先生とLVSEMとの出会い−「坂の上の雲」を仰ぎ見て−」
3.教育講演:「腎生検電顕診断の現状と課題(仮題)」
演者:城謙輔先生(慈恵医大病理学)
4.腎生検LVSEM研究会の助成研究報告
5.一般演題(公募)
6.日立ハイテク共催テクニカルセミナー
特別講演:「連続切片SEM法による腎臓組織の3D解析(仮題)」
演者:甲賀大輔先生(旭川医大・解剖学)
7.日立ハイテクからの報告・案内 他
会員の皆様の日頃のご研究や症例観察の成果などをご披露いただき、この新しい腎生検観察手法の可能性を拡げる、有意義な討論を皆様と出来ますことを期待しています。
なお、研究会の内容や教育講演・特別講演についてのご要望やご意見は、追ってご案内するアンケート調査で承ります。
研究会の参加登録方法や登録費の支払い方法につきましても,9月頃にメールでご案内する予定です。
今回もこれまで以上に充実した研究会を目指しておりますので、会員の皆様の奮ってのご参加をお待ちしています。
2023年6月8日
腎生検LVSEM研究会(世話人代表 故山中宜昭先生)
事務局 本田一穂
腎生検LVSEM研究会:https://lv-sem.org/
事務局:本田一穂
昭和大学医学部顕微解剖学
〒142-8555 東京都品川区旗の台1-5-8
電話(03)3784-8104 FAX(03)3784−6815
E-mail : lvsem@med.showa-u.ac.jp
腎生検LVSEM研究会への皆様のご参加をお待ちしています。
2023年6月11日
腎生検LVSEM研究会事務局
LVSEMの観察はまだまだ問題点も多く、実際、自分で始めると期待したほど高倍率がよく見えなかったとか、フォーカスが合いにくいとか、いろいろな疑問や限界を感じている人もいらっしゃると思います。しかし、ちょっとした工夫でより良い画像が得られる可能性があります。そのような日頃の疑問や工夫などを意見交換して、皆様の症例観察や研究に役立てていただければ幸いです。LVSEMの良さを最大限に生かして、新しい腎生検診断の手法の可能性を拡げていくことが、本研究会の一番の目的です。
(腎生検LVSEM研究会事務局:本田一穂)
日時 | 2023年11月11日(土)13:00~18:00(予定) |
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会場 | 米子会場(詳細未定)+Wb会議システム開催(teams)<ハイブリッド開催> |
定員 | 定員無し |
参加費 | Web参加:3,000円(研究会参加費1000円+年会費2000円) 現地参加:上記金額+懇親会費の予定 |
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